おでん缶を見つけ、子どもを助け、桜を見る

今日は、区役所に用事を足さなければならないので、夕方出かけてきた。
遠い区役所まで、これまで何度も行ってきたし、最短距離を求めてきたので、だいだい同じ道のりになってきた。
しかし、同じ道を歩いてきたとはいえ、いろんな発見があるものである。

秋葉原でおなじみの自動販売機に売っているおでん缶が、ふつうの民家が立ち並ぶ自販機に売られていた。250円。
別に大きい道路に面しているわけではないし、電気屋どころか、わびしい住宅街のど真ん中で売られていた。
まあ、秋葉原のものと違うおでん缶かもしれないし、今や全国展開しているのかもしれないが、それにしても、こんな辺鄙なところで、オタクもいなさそうな場所でなぜか売っていた。

  • いじめられてるっぽい子どもを助けた

区役所に行く途中、郵便局(ATM)に寄る用事を思い出した。こんな住宅街のど真ん中で、郵便局どころかATMさえないだろうな、と思いながら、交差点にぶつかったところ、行く先とは逆の方向に郵便局を見つけた。
区役所にはATMなどないだろうし、これから先にも郵便局にもないだろうから、少し遠回りになるが、進路を変えた。
これが運命だった。答えを先に言うと、行き先に郵便局はあった。が、私の進路をわざわざ曲げる、何か大きな力があったのかもしれない。
予兆はあった。まず、郵便局に向かう途中に、私の前に、4、5人の小学生の集団がいた。その中の一人の男の子が、女の子に空き缶を投げていたのだ。
だが、空き缶は足元に投げているし、そんな勢いよく投げているわけではないから、「単に男の子が女の子に興味を持ってるくらいだな」と思って、そのまますれ違い、郵便局に向かった。
子どもはよくわからないものなのだ。何を考えているか、よくわからん。いちいち、大人がああだこうだ言うわけにはいかない。
ATMで用事を済まし、元来た道を引き返そうと思っていたら、別の子どもたちに遭遇した。
一人の男の子がコンクリートの地面に座り、片方の足を投げ出している。その男の子の周りに、また数人の子どもが何やら騒いでいる。
めんどくせえ所に出会ったなと思った。ただのじゃれあいであってほしかった。早く前を歩いて、どっか行けよと思った。
しかし、男の子は一向に立ち上がらず、周りの子は何やら騒ぎ続けている。
そして、子どもたちの前に来たとき、俺の中の誰かが、俺の口に言わせた。
「だいじょうぶか?」と。


何で言っちゃったのか、よくわからないが、第一に男の子がけがしているかもしれないと思ったからだろうな。いじめかどうかは今でもよくわからないが、けがしている男の子を放っていくわけにはいかない。
男の子は答えなかった。周りの子どもたちが俺に何やら言ってくれたが、よく意味がわからなかった。子どもはわからん。この子がどうして地べたに足を投げ出して座っているのか。
もう一度、「だいじょうぶか?」と聞いた。このとき、ふと思った。俺のヒゲ面が、この子たちには脅威なのかも。
「よし、じゃ、立ってみよう」と言ってみたら、その子は立ち上がった。まだ、足は痛そうだったが、友人の肩を借りながら立ち上がった。血が出ているわけでもないし、骨が折れてるわけでもなさそうだ。
一応、彼のことを考え、家まで送ってあげようかと考えたが、彼の家はすぐそこだったみたいで、肩を借りながら、マンションの方へ向かった。


俺も彼らより人生が長いし、いじめられた経験もあるから、なんとなく”におい”でわかった。何かあるな、と。俺が学校に連絡する選択肢もあるだろうが、今回の件だけで行くのもおかしいし、何の義理もない。彼らや、彼らを直接とりまく大人たちが解決すべき問題だろう(問題だとしたら)。


俺が別にヒーローになった気分は毛頭ないが、彼の人生のわずかな瞬間に、俺みたいなどうしようもない役立たずの人間に出会ったことが記憶されればいいなと思う。そして、肩を貸してあげた友人がいいヤツで、今後も肩を貸してあげる人間でありつづけてほしいと思う。


いじめの問題で、「見て見ぬフリするのも同罪」ってどうなのかと思う。正直、迷惑である。学校は勉強をする場所で行っているのに、勉強の邪魔するヤツはほんと許せない。たまたま、同じクラスになっただけで、なぜ授業を止めることまでするのか。真面目に勉強している人間にとっても、「いじめ」は悪だ。というか、めんどくさい。
俺も、面倒なことになるから、見て見ぬフリする人間かと思っていたが、そうではないのかもしれない。
まあ、小学生くらいなら口出しできるが、高校生ならどうかなと思う。それは、面倒だからではなく、もしもの時に力で制圧できるかどうかだ。でも、見て見ぬフリはできないな、と思う。じゃあ、ヤバい大人だったら、これは、正直わからん。
ともかく、こんなクソったれな人間でも一人の男の子の手助けになったかと思うと、気分は悪くなかった。

  • こんな季節に桜が咲いている

まあ、春じゃなくて、意味のわからん時期にぽっと咲く桜は、全国各地でローカルニュースで取り上げられそうだが、帰り道に一本の桜がぽつぽつ咲いていた。
先日も仙台で見かけたのだが、近づいてよく見たら、桜とは似て非なる花だった。そんなこともあったもんだから、今回は間違いなく桜だった。土日でも行って、もう一回見てこよう。
しかし、こんな寒い時期に、何を誤って咲いてしまったのか。来年、ちゃんと咲くのだろうか。それにしても、桜はきれいだ。

しかし、まだ始まりの始まり

ようやくこの年齢にして、来年春以降の身の振りが見えてきた。


母親に電話したら、喜んでいた。
その後、わざわざテレビ電話で父親から電話が来た。


少し親孝行できたような気がした。


だけれども、当の本人は、それほど嬉しいという感情はないんだよなあ。
それは、俺の目標がまだ先のことだからなんだと思う。
ようやく、始まりのの始まりに来たっていう感じなんだよな。
周りの人はみんな喜んでくれているし、それは嬉しいんだけどね。まだまだ、先に夢があるから。
迂回とは言わないけど、俺はその先の向こうに行く予定だから。


まあ、嬉しいし、記念すべき日だな、今日は。

面接どころじゃなく、また嫁が泣いて帰ってきた日

今日は、とある所に面接を受けてきた(私としては「社会科見学」程度に考えて、単に興味本位で楽しみに行ったところもあったが、結果的には向こうは面接ととらえていたようだ。まあ、俺にとっては、過度な緊張をしなくて良かったわけだけどね)という、人生を左右しそうな日だったのに、それ以上に衝撃的なことが起きた。
嫁が(同棲させていただいている彼女だけどね。めんどくさいからそう呼ぶ)、泣いて帰ってきたのだ。


嫁が泣いて帰ってくるのは、通算2回目。夜帰ってくるわけだから、酔っ払っているのだが、前回とはどうも違うらしい。前回は、同僚と不満をぶちまけあううちに、自分がなぜこの会社にいるのか見出せなくなり「会社辞めたい」「死にたい」と泣きながら帰ってきた深刻な事態だった。
そんなことがあったもんだから、心配になって、わざわざ途中まで迎えに行った。


で、話を聴いているうちに、だんだんヘンだなと思ってきた。
酔っ払っているし、泣いているので、話がよくわかりにくかったが、わかったのは「自分は怒られていない」「自分は関係ない」ことだった。なぜ、怒られてもいないのに泣いているのか。


今日は、たくさんの部局が集まった飲み会があり、一次会が終わり、それぞれ二次会となった。で、いろいろかけもちしている人もいるので、どこの二次会に行ったらいいか、会社で低い立場の人たちは迷ったらしい(というか、大企業らしく、どの人を立てたらいいかわからなくなるくらい、人間関係がややこしい、旧態依然な昔からの会社なのである)。
で、人間関係に怯え、窮屈に感じる人たちが集まるとどうなるか。殺伐とした飲み会になったそうだ。
そこで、どちらもある程度偉いおじさん二人が酔っ払い、言い合いのけんかになった。どちらも偉いから、誰かが簡単にとめられるわけでもなく、だんだん空気が悪化していった。
「真面目に仕事をやれ」「会社にいる意味があるのか」「本気で仕事したことあんのか?」といわゆる”売り言葉に買い言葉”。
それで、うちの嫁があまりの空気にいたたまれずに、トイレに行くフリをして、お金を置いて、飲み会が終わらないうちに帰ったそうである(その会社の飲み会は、ちゃんとシメの挨拶があるらしい。我々の飲み会には考えられないことである。たいていグズグズで終わる)。


つまり、嫁はあまりに劣悪な空気に耐えられなくて泣いて帰ったのである。もちろん、めんどくせえ人間関係が背景にあるから、イヤな気持ちになったのだろうが、あんな嫁が、そんな繊細だとは思わなかった。


でも、よく考えてみ?大のおっさん二人が、言い合いのけんかをしているのである。
こんな爆笑できるシーンがあるだろうか。
しかも、その一人は今流行りの「ちょいワルおやじ」で、もう一人のおっさんで「もっと真剣に働け」と怒られているのである。ちょいワルどころでなく、結構悪い。
実は、その怒っているおっさんが離婚した(された)ばかりで鬱憤がたまっていたそうだが、そんなことは全く関係なく、おっさんのけんかは面白い。


喜怒哀楽の中で、いちばん愚かな行為は「怒る」ことである。怒りからは何も生まれない。怒るとき、人は真剣になるが(笑いながら怒る人は、竹中直人ただ一人である)、真剣だからこそ面白いのだ。
まあ、そこの人間関係を知らない第三者の俺には爆笑ものだが、部下たちが笑えないのはかわいそうではある。
ただ、嫁の泣き顔は見たくないから、書いておくが、今起きていることを、一歩引いて見て欲しい。その場の空気は最悪としても、ちょいワルおやじが怒られているのである。よーく考えたら、これってすげえ面白くない?

世界史必修問題について、すげえいいこと思いついた

いや、時間が経てば、そうでもないと覚めてきたが、
それは、

大学受験で、急きょ「一発逆転!世界史だけのコース」を作る

今まで、真面目に勉強してきた人たちはそのまま希望のコースで受験すればいいし、「世界史なんて今さらやりたくない」っていう生徒は、これから世界史を一生懸命に勉強するメリットは出来るし(もちろん、予定通りのコースを受ければいいし)。


しかし、なんでこのタイミングで問題が出てきたんだろう。
このタイミングって中途半端なんだけど、いちばん厄介な時期だよね。
4〜5月くらいだったらなんとか対処できるし、もっと遅かったら、今年は仕方ないから、来年は徹底・改善させようってなるけど、中途半端にこの時期だからタチが悪いよなあ。


もちろん、正直に真面目に勉強してきた人は損するかもしれないけどさ、純粋にどう頑張っても今年度中にどうにもならないところが出ている以上、特例を認めてやった方がいいんじゃないだろうか。
今年は仕方ないよ。
でも、来年以降は言い訳できませんよ。


↓50分授業350回って、もう無理でしょう
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061027-00000158-mai-soci


まあ、そもそも世界史だけが必修ってのもおかしいとは思っていた。
地歴で、日本史と地理も入れて3つのうちから2つ選べというのが自然だと思うんだけどなあ。
どれも大事だと思うし。
世界史の関係者って、アレなのかい?

なんなら、俺出ようか?日米野球

日米野球ソフトバンクの斉藤和が出場辞退
 「イオン日米野球2006」の大会事務局は25日、監督推薦で選ばれた斉藤和巳投手(ソフトバンク)が、右肩治療を理由に出場を辞退したと発表した。(http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20061025&a=20061025-00000072-mai-spo

俺出ようか?
日米野球

x年後のトリビア / ハーフの女性しか出ないテレビになるぞ

不倫報道の山本モナ降板…TBS系「筑紫哲也 NEWS23」
 民主党細野豪志衆院議員(35)との不倫を報じられたキャスター、山本モナ(30)が23日、体調不良のため休養中だったTBS系報道番組「筑紫哲也 NEWS23」(月曜〜木曜後10・54、金曜後11・30)を降板した。同局が発表した。
 同局広報部によると同日、山本から所属事務所を通じて降板の申し入れがあった。後任は未定で筑紫哲也(71)、膳場貴子(31)両キャスター、同局の高野貴裕アナウンサー(27)で番組を進行する。
 山本は所属事務所を通じ、「私の軽率な行動で、番組並びに関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。今後は自らを厳しく律し、信頼回復にむけて努力してまいりたいと思います」とのコメントを発表。所属事務所によると、今後も芸能活動を続ける方針だが、復帰時期は未定という。
 山本は先月25日から同番組に登場したが、出演わずか5回で、今月2日から休養。23日の放送では降板が報告され、筑紫キャスターは「短い間で残念でした」と語った。(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061024-00000034-sanspo-ent

「TBS系の報道番組「NEWS23」で、わずか一週間で降板したキャスターがいる」


昔、タモリ倶楽部、しかもエロネタの回に出演してたのを見てて「出世したなあ」と思ったけど、根っからエロかったのね。
まあ、彼女がいてもいなくても俺には関係なかったけどね。


でも、あれだね。夜のニュースつまんなくなったね。
仙台はさ、テレビ東京がないから、WBS見られないんだよね。だから、NHKのニュース(工藤三郎さんの「スポーツ&ニュース」っていう味も素っ気もないタイトルの番組)でごまかしてはいるけど。


夜のニュースに限らず、最近、ハーフの女性の進出が目覚しいね。
ま、いいんだけどさ。やっぱり、単純よねえ。やっぱり、ああいう外国人にあこがれてるところあるんだろうね。
そのうち、テレビに出る女性はハーフばっかりになるどころか、外国人女性ばっかりになっちゃうよ。