そんな彼女に惚れました

TBSのオールスター感謝祭をビデオに録画していたのを最後まで一応見た。そもそも「感謝祭」とは、誰が誰に感謝するのかわからないのだが、とうとう山田邦子さんが出なくなったのはびっくりした。
生放送で芸能人が200人も出るわけだから、ほとんど映らない芸能人も出てくる。反面、映らなくていいのに、映っちゃうこともある。番組途中でバク宙できるスーパー小学生が出てくるのだが、それを見ている元U-TURNの土田さんの目が極悪すぎて、面白かった。
TBS感謝祭は、言ってみればNHK紅白みたいなもので、見たくなくても見なきゃいけない番組だと思っているので一応ビデオに録画して見ているのだが(三田村邦彦事件もあるし、退屈なマラソンも飛ばせるし)、別に今回の感謝祭がどうだったと言いたいのではなくて、私の彼女がすごいということを記録しておきたい。


身体とレーンにローションを塗りたくって、人間カーリングをやるというゲームがあるのだが、最後に登場したチームがダチョウ倶楽部出川哲郎という、若手芸人にとっては、大変手本になる時間があった。
実は、すでに若手芸人チームとスポーツチームが終えている。どういうわけか、若手チームに山田花子さんが参加しているのだが、これが仇となり、最初から大暴れしてしまった。そして、その後のスポーツチームにもハプニングがあり、最後のチームは結構やることが限られてきた。
これはさすがにベテランもきついかと思ったが、そこはベテラン。引き出しが多い。時間のない中、見事にいいものを見せてくれた。


で、私の彼女のどこがすごいかというと、ダチョウ倶楽部のボケを当てたのだ。前に滑らせずに、後ろに滑らせるというボケを当てた。
私も可能性は考えたが、それはないだろうと思っていた。単純すぎるし、後ろにそらしても面白くなりそうになかったからだ。しかし、セットがギリギリに作られており、裸の上島竜兵師匠は後ろに行き、セットから落ち、「ベチッ」と音を立てて滑っていった。


25歳のOLが、ダチョウ倶楽部のボケを当てるとは。おそらく、日本に一人だけだろう。そんな彼女に惚れました。