後輩の車での出来事

たまたま後輩の車に乗っていたら、交通事故現場に遭遇した。
ほんとに事故が起きた直後らしく、我々の車が通過した時には、まだ車が横転したままだった。
後輩が見たいというので、引き返したら、おそらく野次馬の人たちが協力したのだろう、車は邪魔にならぬよう端に寄せられていた。
どういう状況で横転したかはわからないが、けが人はなさそうだった。
琴似という、札幌で言えばちょっとした繁華街なので、よくテレビでやる「警視庁24時」みたいな感覚で、私の中だけちょっとした緊張感があった。
あまり夜に繁華街に出歩かないし、むしろちょっとした恐怖感もある。
金曜夜2時過ぎということもあって、よくテレビで見るような(絵に描いたような)若者や酔っ払いが結構いた。


私は、事故現場に遭遇したことがあまりないし、野次馬になるのがあまり好きではない。今回は、後輩が「社会勉強のために見たい」ということで見に行った。
やはり、改めて現場を見ると勉強になる。
車は横転しているが、運転手、同乗者ともに、けがもなさそうで良かったのだが、ちゃんと救急車は来た。サイレンを鳴らし、一応病院に運ばれていった。
その後に、なんと消防車が来た。
別に炎上していたわけではないが、もしものために来たのだろう。
少量のガソリンも流れていたので、布でまず吸い取り、砂のようなものに吸わせて処理していた。
そして、最後にパトカーが来た。一番近くにあるのが交番だったのに、満を持して登場した。


窓ガラスも割れ、道路にちらばっていたのだが、それを処理したのは、消防車だった。確かに、あのガラスは誰が処理するのか気になっていたが、火事を消すだけではないのである。防火服を着て、ほうきをもって地道に掃いていた。
仕事柄、慣れているとはいえ、防火服は暑そうである。


しかし、野次馬になるのはあまり良い気持ちではなかったが、「警視庁24時」の緊迫感はちょっと心地よかった。


その後、車に戻って家に帰るわけだが、たまたまオールナイトニッポンを聴いていたら、ゲストがインリン・オブ・ジョイトイ小倉優子だった。


インリンはおもしろい。彼女のことを本気で好きな人は、実際そんなにいないような気がする。インリンの名前は有名だが、あえてインリンファンという人は少ないのではないだろうか。
エロテロリストとか言っているが、本人を見ると「やらされてます」感が出てて、せつなさと同時に、ある種のおもしろさを感じる。
小倉優子は、黙っているとかなりかわいいと思う。ただ、あのキャラ、しゃべり方、ロリコンを意識した感じは余計だろう。私はロリコンではないので、そういう風に見られると大変困る。
もうすこし時間を経て、キャラが変わってから、それから考えることにしている。


私自身も変な人間だが、後輩も変だ。今日は車の中で、どうしたら植草一秀被告は社会復帰できるか30分議論していた。
ほんとに覗いたのかどうかはわからない。
それはともかく、車の中や自宅にDVDや写真を数多く所有していたことが世に出たことが「痛い」のである。
男ならそれくらい持っている人もいるかもしれないが、あの見た目だからタチが悪い。
杉作J太郎が同じことやっても、比較的楽に社会復帰できると思う。おなじ職業にもつけるだろう。そういうキャラだからだ。
早稲田大学大学院の教授で、経済エコノミストで、外見も真面目そうだから、余計に復帰がむずかしい。
おそらく、テレビには出られない。
復帰するには裏の社会だろう。AVだ。「植草一秀が監修した」とかコピーをつけると、そのスジの人たちは食いつくだろう。経済に詳しいのだから、新しくレーベルを作って運営することもできるだろう。
もしかしたら、すでにソフトオンデマンド高橋がなり社長は動いているかも知れない。


こんな妄想をしている我らはおかしい。しかし、何の生産性のない議論も必要なのである。