妹の話

最近は、泊りがけが多くて、日記が更新できない。
ネタがないわけではない。むしろ、書きたいことは増えている。
なかなか時間がない。
日付があいているところが多々あるが、時間を見つけてうめていきたい。


どんな人でも、殺したいと思う人はひとりはいるだろう。
私も温和な性格だと思うが、やはり何人かはいる。
ただやはり実際殺さない人が圧倒的に多い。
実際に殺してしまった小学生もいるが。


何が悪いというわけでもない、自分に対して迷惑なことをしているわけでもない。
なのに、肌が合わない人がいる。許せない人がいる。


私で言えば、妹だ。私には、二人の妹がいるが、上の方の妹である。
もちろん、実の妹だ。
しかし、何度殺そうと思ったことか。
何が悪いということではない。存在自体が悪だ。いるだけでもむかつくのだ。


さっきも殺意を感じたところだ。
うちの1階にはテレビが2台あるが、ビデオがついているのはそのうち1台だ。
その居間にあるテレビで、トリビアの泉のビデオを観ようとした。
その時、妹は「ゲームをしたい」とのたもうた。
うちのビデオは接続の関係上、ほぼそのテレビに固定なのだが、うちのPS2は「移動式」で、1階にあるもう一つのテレビの他に、2階に持っていってゲームをすることもよくある。
つまり、ビデオを見る方が優先的で、ゲームはその次。どこでもできるのである。
しかし、妹は勝手にゲームのスイッチを入れ、ゲームをやり出した。


私も昔はここでブチ切れていた。妹を死なない程度に殴り、PS2のスイッチを消す。セーブデータが消えようが、そんなことは関係ない。むしろ積極的に消したい。
今日もそんな気分だったが、俺もたまたま疲れ気味だったので、もうひとつのテレビで仕方なく松紳を見てた。


しかし、妹を泣かせるのは快感である。この歳でも、他の快感では味わえないものがある。
一応、自分の中でも決まりがあって、向こうが女であり年下であることから、極力暴力は使わないことにしている。陰湿なやり方で泣かすことにこそ意義がある。
あいつが死んでも泣かない自信はある。結婚して早く家を出てほしい。
あいつにも恋人がいるらしいが、ヤツがうっとりして電話しているのをうっかり見てしまった時は、自分が死のうと思ってしまった。兄として嫉妬してるわけではない。
単純に気持ち悪くて、ヘドが出るのである。
着メロも平井堅の「瞳をとじて」で、鳥肌が立ってしまった。
最近、「世界の中心で、愛をさけぶ」を読んでいる。
殺してやりたい。たたきのめしてやりたい。


しかし、殺さない。殺してしまっては、もう快感を得られないのだ。
だから、どんなに嫌いなヤツでも殺してはいけないのだ。
そこらへんが、子どもはわからない。


世の男性は、割と妹にあこがれる。松浦亜弥とかを想像するのだろう。
しかし、多くの兄たちは妹を憎んでいるに違いない。松浦亜弥の実の兄もそう思っているに違いない。
妹に憧れるのは、妹がいない人だけだろう。持ってみると厄介なものなのである。