殺蚊リセット法案

昨日、寝ている時に蚊に刺された。
疲れていたので全然気づかなかったようで、右目を数カ所と眉毛を刺された。
こんなところ刺されて腫れたら大変だと思い、患部にキンカンを塗り、タオルを水で濡らして、もう一度寝た。


朝はそうでもなかったが、昼間になって、びっくりするほど腫れてしまった。
よく言う、四谷怪談のお岩さん状態。かろうじて、右目は開いているのだが、結局、もう片方の左目を中心に見ているようで、目が疲れる。
「目の上のたんこぶ」とはよく言ったもので、腫れ自体は痛くないし、痒くもないのだが、こんなところに大きい腫れがあるととにかくテンションが下がる。当然、外にも行けない。行くとなると、帽子とサングラスをしなければならず、どっちにしても怪しい。


あとで、医者に聞いたところ、キンカンがよくなかったようだ。虫さされにはいいが、粘膜には良くないそうだ。そんなこと、説明書に書いてあったか?と思っても、もう遅い。
もともと、蚊に刺されると、腫れやすい体質だったので、気を遣ったのだが余計なことだったようだ。
最初、医者に「アトピーですか?」と聞かれたくらいだ。25歳で今さらアトピーと言われても。


小泉さんが衆議院を解散して、これから選挙シーズンになるわけだが、私が立候補するとしたら、「蚊に刺されても、その蚊を殺せば痒くならない」という殺蚊リセット法をマニフェストにしたい。
また蚊に刺されたくないので、私を刺した蚊も当然あの世に葬ったが、殺したところで虫一匹だし、私の腫れを差し引いても、全然プラスにならない。むしろ、マイナスがどデカい。
「住みよい環境づくり」とか漠然としたこと言われるより、「蚊を殺せば、痒くならない」と言った方が、みんな賛同してくれると思う。


ただ、そんなことが科学的に可能かどうかだ(不可能だろう)。映画とかだったら、悪魔を倒せば、たいてい今まで苦しんでいた病気などは、どういうわけか回復するんだから、なんとかならないものかねえ。