立ち上がれ、同志よ。アンチ「水曜どうでしょう」

水曜どうでしょうが好調らしい。
クイックジャパンに特集されたり、北海道以外でもほぼ全国的に人気である。
私のいとこは東京に住んでいるが、いつも大泉洋大泉洋と言っている。
北海道ではまた新たなシーズンが始まったが、道外で見られなくて悔しい思いをしている人もいるかもしれない。
水曜どうでしょう」文化は北海道発であり、全国的に波及していったという形ととらえていいだろう。とすると、道外の人はまだ知らないと思うが、北海道ではもうすでに新しい動きが始まっている。アンチ「どうでしょう」、アンチ大泉洋である。
ただ、実際のところ、まだ数は少ないように思える。だが、数は確実に増えていると思う。私もそのひとりだ。
番組自体は、意外に歴史が長い。私も最初のころは好きだった。毎週欠かさずではないが、タイミングがあれば見ていた。今もあのような形式の番組が日本各地で多いことから(ワッキー地名しりとりとか)、放送史上では意義のある番組だろう。
人気が出てから、彼らは他の番組に出るようになった。テレビ、ラジオ、CMと。大泉洋は、スターダストレビューと組んで曲まで出した。そこから、私はこの人たちは違うな、と思った。「どうでしょう」だけやっていればよかったのである。
この人たちの番組は、面白くない。内側に内側に行こうとしている。内輪ネタというわけではないが、視聴者とか外側に気をつかってないような気がする。しかも、どれも似たような番組でさらにおもしろくない。
実際に会った人を聴くと、ものすごくいい人らしいが、嫌いなものは嫌いなのだ。スタレビュは、私は好きだったが、大泉洋と組んだことにより、「ああ、いやいややらされているんだな」と無理矢理とらえ、ギリギリファンでいることにしている。
先日、新しく「どうでしょう」が始まり、視聴率も良かったそうだが、いつまでつづくのか。大体、もう「どうでしょう」はやらない、と言っておいてやるのだから、納得できない。本人たちも気づいているのか、軒並み人気が落ちていることを知って、伝家の宝刀を使ったというように、私は把握している。その刀は錆びているぞ。
北海道でそんなに人気なら、東京に出ればいいと思うが、なぜか出ない。北海道を元気にしたいから地元にいる、と言っているそうだが、弱虫である。内弁慶でいたいのだろう。東京の番組に出ているのを何度か見たことがあるが、ほとんど相手にされていない。実力はそんなものなのである。
私を含め、「どうでしょう」の新しいシリーズが始まるというニュースを聞いたときに、私の周辺も同じ立場の人が何人かいた。まあ、人気になるのだろうが、俺たちは見ないな、と意見が一致した。

「どうでしょう」ファンの方、特に道外の方。もう反骨分子は出てきているのですよ。そんなに彼らはおもしろいですか?
タモリ倶楽部ナイトスクープなど、もっと質の高い、中央での番組は他にいっぱいありますよ。