STOP!THE AV女優

NHK外国語講座が、昔と比べると変わってきている。タレントを使うようになった。無味乾燥だった教育テレビも、ちょっとしたバラエティ感覚で楽しめる。
イタリア語講座には、加藤ローサが出ている。イタリアには何の興味もないが、イタリア語講座はなんとなく見てしまう。
何をしゃべっているかわからない。文法もわからない。イタリア語を覚えようとも思わない。が、テレビをつけて、たまたま放送されていたらつい見てしまう。
そのほか、学校用の教育番組にもタレントが出ている。高校生の情報処理の番組に出ている、司会の女の人はなんだか魅力的だ。NHKだから派手な格好をしているわけではないが、内側からフェロモンがムンムンと伝わってくる。今どきの男子高校生がうらやましいです。
深夜にも、眞鍋かをりが出ていて、ついつい見てしまう。「サイエンスZERO」という番組。内容自体も、けっこう面白いし勉強になる。
そうだった。私は勉強をしているのだ。イヤらしい気持ちは毛頭ないのである。
あとは、将棋講座と囲碁講座ですね。囲碁は「ヒカルの碁」で子どもにも人気が出てきたが、将棋はまだだ。えなりかずきくらいじゃ俺は反応しない。将棋のルールなんかわからなくてもいいから、解説の棋士の話に相づちをうつだけでいいから、長谷川京子出てくれないかなあ。


テレビにAV女優が出ていいのか。法律違反ではないが、女優もよく出られるな。むしろ、その勇気は褒めるべきか。


夜テレビを見ていたら、ウッチャンナンチャンの番組に及川奈央が出ていた。
読唇術で遊ぼうみたいなテーマで、声を出さずに何をしゃべっているか当てるゲームをやっていた。もちろん、ゲスト解答者はいっこく堂アンジャッシュも解答者だったのはちょっと新鮮だった。及川奈央も解答者だったが、及川奈央が出題者となる問題もあった。
最初から番組を見ていたわけではないが、その問題は「オマール海老」が答えだった。確信犯である。「おま」まで言った時(さすがに私も「おま」と言っているのがわかった)、スタッフもやるなと思ったが、「ー」で違うとわかり安心した。
この私も思わず、思惑通りになってしまった。いい問題だった。


しかし、なんか違和感がある。第2の飯島愛を狙っているのか。飯島愛よりは全然きれいだが、出身はAV女優である。表世界に出られるわけがない。
新人AV女優は、「将来はドラマの主役をやりたい」とか言いがちであるが、無理なのである。そういうのを聞くと、すごくせつなくなる。そこ出身は無理なのである。
飯島愛は奇跡だ。「プラトニック・セックス」も売れて、タレントどころか作家である。困ったものだ。何様のつもりなのだ。
今でもビデオが流出するのもわかる。テレビに出ていると、そこはアンタッチャブルな空気をかもし出すが、何を言っているのか。誰が忘れるものか。


裏社会なのだが、どういうわけだかAV女優は知名度が高い。男ならどこから情報を入れるのかわからないが、有名女優だったら8割近くの男性が知っていることもある。
企業もCMにAV女優を起用したら効果がありそうだが、さすがにイメージが悪い。サガミオリジナルもリアルすぎる。


AV男優も最近は表に出ている。私の中では、AV女優よりは抵抗がないが。
加藤鷹は、女性カウンセリングもやっているらしい。先日は、「ジェネジャン」で(「真剣10代しゃべり場」とどこが違うのかとは、もうつっこまない)Kinki Kids堂本光一と共演していた。ジャニーズとAV男優の共演。すごい時代である。
チョコボール向井は男優として今でも活躍してるが、プロレスラーとしてリングに上がることもある。これはいい転身だった。もともとなりたかったそうだが、プロレスファンとアダルトビデオを見る層は重なると思う。デビューから人気だったようだ。得意技も駅弁固め。このへんのセンスもうまい。
残念なのは、今は容疑者?被告?なのだ。1回目の逮捕で「ハプニングバー」という名詞が世間に広まった。もちろん、罪は深いが、ある意味2回目の逮捕もハプニングみたいなものだ。次回からは、撮影の時はIDチェックを忘れずに。未成年の女性も、チョコさんを困らせるな。


AVで疑問に思うのは、電車での痴漢ものビデオである。痴漢と言っても、触るだけでなく、場合によっては最終段階まで行っている。あれが不思議だ。
JRや私鉄が、アダルトビデオのために車両を貸すことがあるのか。触るくらいなら公共の場でできるのかもしれないが、本番行為は無理である。どんなに見てみぬふりをしても、さすがにそこまでいけば大変なことになる。
私も電車によく乗るが、あのようなシーンには未だ遭遇したことがない。北海道だからか?東京だと見ることがあるのか?
セットではなく、実際に動いているからちゃんとした電車のはずだが、あの痴漢電車はどこで撮影しているものなのか、気になって仕方ない。
それから、露出もの。街の雑踏の中で、全裸になっていることさえあるが、そんなことはあり得るのか?渋谷、原宿ではよくあることなのですか。
マジックミラー号は、ちゃんと存在するそうですが。


話を戻すと、これから芸能界にAV女優出身が多くなってくるのだろうか。グラビアアイドルもわいて出てくるような競争率の時代に、アダルトビデオは強い。なんでもできるからだ。裸を見せてきたわけだから、水着なんて朝飯前。セクシーなポーズもなんのその。それまで街中を全裸でいたのだから。しかも、最近のAV女優は美人でかわいい人が多い。男性からも知名度がある。
そう考えると、条件は良いようだが、私はどこかせつなく感じる。見てて、それまでのことを想像してしまうのである。どんなプレイをしてきたのか。興奮ではない。せつなくなるのである。だから、AV女優たちは芸能界に出てほしくない。深夜のテレビならまだ許せるが、「伊東家の食卓」などに出る時代も来るのだろうか。


すると、今度は逆にグラビアアイドルがAVに流れることもあるのか。それは楽しみだ。せつなさもない。
アダルトビデオとグラビア、表とウラの境目がぼやける時代が来るのかもしれない。


痛快!明石家電視台で、村上ショージさんがBEGINを熱唱してました。ちょっと感動しました。うまいというか、BEGINが好きなんだなと伝わってきます。島田紳助さんもBEGIN好きだと「松紳」で言っていたな。吉本のベテラン芸人はBEGIN好きなのか。