ちゃんと知ってほしい

北海道では深夜で放送されている「sakusaku」。今日のゲストは「一十三十一」だった。
この文字を見た時、最初は絵文字かと思うし「ひとみとい」とは絶対読めない。
一十三十一」さんは札幌出身だそうで(知らなかった)、北海道の話をしていた。実家はスープカレー屋さんだそうです。
放送の中でジンギスカンが話題になり、北海道の人は「焼肉」のこともジンギスカンと言うと言っていたが、それは言い過ぎです。
ジンギスカンは確かに身近な料理ですが、ジンギスカンと焼肉は区別しますよ。まあ、たいていの焼肉屋さんはジンギスカン置いてるけどね。


この日記でAV女優の話をしたら、私の日記を毎日チェックしている彼女が「そういう話もするのね」と電話で言ってきた。いや、別にマニアではないのよ。常識程度は知ってる、勉強しているということですよ。
間違ってテレビのエロ番組に出そうな有名女優はおさえていますよ。


家の近くのTSUTAYAでCDを借りてきた。6月から8月までの木曜日は旧作CDが150円で、Wカードだとさらに50円割引になるのである。私のカードは何カードなのかわからなかったが、100円だったのでWカードだとわかった。
しかし、旧作100円とはTSUTAYAはバカですねえ。もちろん、いい意味ですよ。
私はよくGEOやTSUTAYAで大量に借りてくるので、少しでも安いところから借りてくる。正規の値段ではまず買わない。こういうセールの時にしか借りない。にしても、安い。
前にGEOで一度だけ新作も旧作も29円というセールがあったが、以降そんなセールはやってない。たぶん、怒られたな。お店にはCDがほとんどなかったし。われわれお客さんはうれしいけど、店としてはやりすぎでしょう。
そういうわけで、レンタルCDの場合は10円でも1円でも安さを選ぶ。しかし、考えてみると、すごく小さいことにこだわっていることに気がつく。他の出費にはそれほど気をつかわないからだ。
だいたい、私の一日の交通費は往復で1000円を超える。もちろん、交通費支給だからいいのだが、1000円ってかなりデカい。シングル1枚買える。3日我慢すればアルバムも買える。
彼女とデートに行くと確実に私もデザートを食べるのだが、それも旧作アルバムにして3、4枚借りることができる。そう考えると、このデザートは貴重である。だからといって、デザート代に出し惜しみはしないが。
本もそうだが、私には音楽は財産だと思っている。デザートはその時に消費されてしまうが、音楽は半永久的だ。MDに落とすのを忘れたとしても、そのインパクトなどは時に一生モノである。
だから、たとえ数百円の出費をしても、よくよく考えると「このお金で違う曲に出会えたかもしれない」と思うのである。だからといって、ケチることはないが。音楽とその他のものでは、金銭感覚が違うのだ。
新作アルバムにしても、旧作と100円違いなのだが、特に「今すぐほしい」ということでなければ、旧作になってから借りる。たった100円なのに。100円で全く必要のないモノを買ったりするのに。不思議なものである。


そういうことで、今日はつい最近旧作になったCDを借りてきた。結構欲しいアルバムが多かったが欲張らずに3枚。
なぜか、今ごろ「BY PHAR THE DOPEST」のアルバムが入荷されていた。家からだいぶ遠いTSUTAYAにあり機会を狙っていたのだが、なぜか「新入荷」となっていた。旧作扱い。
このくらい古いと「新入荷」でも旧作扱いだが、中途半端に新しいと「新作」に扱われる。その辺をなんとかしてほしい。古い作品じゃないか!
BY PHAR THE DOPESTを知っているかどうかで、HIPHOP好きか、J-POP好きかに分かれるだろう。KICK THE CAN CREWKREVAがいたグループである。
1998年の作品ということで、さすがに声が若いですね。
KREVAも嫌いじゃないんですけど、私は「報復(PAY BACK)’98」狙い。RHYMESTER宇多丸師匠狙いです。声は若干違いますが、ほとんど変わっていませんね。好きです。まだ、この時はMC SHIROでした。
この曲を聴いていると、どっかで聴いたことがあるhookなんですよ。しかも、RHYMESTER関係で。なんかでサンプリングされてなかったかなあ、と思い、気になっていろいろ探していたらありました。RHYMESTERのミニアルバム「PLUS ALPHA」に入っている「報復(PAY BACK)’95」でしたね。調べてみると、95がオリジナルで、続編ということで98年版が作られたんですね。95のhookの一部は、おそらくキングギドラ時代のZEEBRAさんの声が使われていましたが、98の方は宇多丸師匠が自分で歌っていました。
ただ、歌詞カードがないのが残念。もともとなかったんですか?レンタルCDは、たまに歌詞カードがなかったり、キズがついてCDがとんだりすることがある。まあ、借りてるからとやかく言うなってことか。


つづきまして、XBSの「ALL DAY ALL NIGHT」。中途半端に古いですね。旧作になってから借りたのがバレバレです。
歌詞カードもないので、曲名と誰が参加しているのかネットで調べないとわからないのです。
Tinaとの共演曲「ALL DAY ALL NIGHT」は良かったです。
ONEのRemixはすごいですね。NITROから、BIGZAM、DELI、DABO、GORE-TEX参加です。豪華です。
3曲目は、DEV LARGEっぽい人がラップしてるなあ、と聴いていて思いきや、やっぱりDEV LARGEでした。
最後は、BOOも参加していますが、まだ聴いていないのでなんとも言えません。
しかし、客演陣が豪華なので、これは新作でよかったかなという気がします。昨年12月に出たそうです。そんな前だったか!


ちなみに、DEV LARGEK DUB SHINEのbeefをまとめたサイトが、Yahoo!HIPHOPのカテゴリーに登録されていました。いよいよ世に出てきますね。
それから、この日記はHIPHOPの話題が多くて、Yahoo!DEV LARGEとかK DUB SHINEとかdisとか入れると私の日記が出るようです。断っておきますけど、私はにわかHIPHOPリスナーですから。あまり気にしないで下さい。失望しないように。批判もしないように。
ただ、多くの人に見ていただきありがとうございます。うれしく思います。他の「はてなダイアラー」の方たちの日記が、どれだけの人が見ているのか相場は知りませんが。


3枚目は、BIGZAMの「NO.1ドラフトPICK」。
NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのアルバムが出て、メンバーのみなさんがソロ作を出すなか、とうとうBIGZAMとなりました。もちろん、好きですけど、BIGZAMのミニアルバムは考えにくかったです。GORE-TEXもそうですが。UZIみたいに客演で光る人もいますからね。
どっちがいい悪いではないですよ。客演でしか映えないからダメだ、ということではないです。それぞれタイプがあると思うのですよ。どっちもいい仕事する人もいますが。声にインパクトある人は客演に向いているような気がします。TOKONA-Xとか。
でも、自分名義の音源を出すということは、アーティストにとっては感慨深いものなんでしょうね。


私は深夜族なので、ラジオの深夜放送をよく聴く。前も書きましたが。
木曜日はナインティナインのオールナイトニッポンを聴くことにしている。木曜日以外は、TBSラジオの「JUNK」を聴いているが(月:伊集院光、水:コサキン、火:たまに爆笑問題)びっくりした。
ニッポン放送にしても、TBSラジオにしてもパワープレイの曲が同じなのである。これはうまい作戦である。
大阪芸術大学のCMもやたらに入っていた。受験生が聴いている時間ではあるが、ちょっとうるさい。
深夜ラジオは深夜なので聴いている数は昼に比べると少ないが、若い層が聴いているので、火がつくとかなり火のまわりが早い。
今週は、D-51の曲がかかっていた。残念ながら、私には縁遠い曲だ。
松平健の「マツケンサンバ」も話題になっているが、あれもコサキンのラジオから火がついたはずだ。
イントロがめちゃくちゃ長いのである。それが、コサキンリスナーにウケた。
そのマツケンサンバがクラブでも流行っているらしく(どこのクラブよ?)、小西康陽さんもリミックスを担当した「マツケンサンバII」がリリースされた。
売れようが売れまいがどうでもいいのだが、コサキン発だということは、世の人には知っておいてほしいのだ。島津ゆたかさんの「ホテル」に再び火がついたのもコサキンだし、水野晴郎さんの「シベリア超特急」シリーズのヒットもコサキンの影響はかなり受けている。