10000枚 500円

今日は、ON THE WHEELZ OF STEEL(WHAT’S MY NAME?)feat.NITRO MICROPHONE UNDERGROUND(CCCD)の発売日。
ふだんはTSUTAYAやGEOのレンタルCDですます私も、レンタルには出されないだろうという予想と、1曲とはいえ500円という価格、そしてfeat. NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDということで買うことにした。
先行シングルということで、12月にも出るDJ HAZIMEのアルバムAIN’T NO STOPPIN’THE DJにも収録されるはずだが、こっちにはリミックスバージョンが収録されると、また勝手に予想する。
大体、前のシングルNITRICHも、UPRISINGSTRAIGHT FROM THE UNDERGROUNDに入らなかったではないか。
そして、シングルには、インストが入るのではないかとも思っていたが、またしても勝手な予想。シークレットトラックもなかった。
でも、曲自体はすばらしい。さすがNITRO。インパクトやリリックから、アルバムのオープニングを飾りそうだ。


1万枚限定。これが大きなポイントだ。
NITRICHも新星堂限定。発売日に買って、今となっては良かった。なかなか見かけないし、「はまぞう」にもひっかからない。
しかし、この1万枚。どのくらいのものなのか。


家の近くのTSUTAYAで買おうと思ったら、置いてなかった。ヤバい。俺の家の近くにどれほどのHIPHOPマニアがいるか知らないが(いなさそうな土地なんだけどな)、即売り切れなのか、と思った。
ないとなれば、ますます手に入れたくなる。札幌駅まで行って、新星堂に行ったら置いてあった。2枚だけ。
そのうち、1枚を買い店を出た。危なかった。


日本列島の人口を1億2000万人とすると、1万枚ということは、1万2000人に1枚という計算になる。
モーニング娘。のオーディション並みの数字である。
と考えると、よくアイドルで「○○○人のオーディションから選ばれたんですぅ」とか聞くが、大したことない。
俺は1万2000人から選ばれた男だ。たった500円を持っていることで。
東京ドームを満員のお客さんでもせいぜい4、5枚しか持ってない。


47都道府県で均等に配分すると、北海道にはおよそ213枚やってくる。どさんこワイド212というように、北海道の市町村は212あるので(合併するところもある)、各市町村に1枚という割合だ。
札幌市に1枚しかないCDを買ったわけだから、札幌は俺のものだ。
新星堂にあったもう1枚も買えば、隣の千歳市も俺のものだ。
たった500円で。


実際問題、こんなわけないのだが、北海道のどこかでは、町中のCDショップ探し回っても見つからない市町村もあるかもしれない。隣町までわざわざ買いにでかけるのか。
離島だと、船に出て本島まで行かないといけない。奥尻島や、利尻島礼文島は大変である。
たった500円で。


HIPHOPには他にも限定モノがある。
51-GOICHI-が出したシングルは、なんと5100枚限定だ。
数年前にリリースされたものだが、今でも家の近くのTSUTAYAに置いてある。