2度としない(予定の)アルバイト

久々です。なかなかブログを更新できない一週間でした。書くことがたくさんありますが、キリがないのでほどほどに。


木曜日、金曜日、土曜日と短期アルバイトやってました。
PA設営です。
結論から言うと、二度と行きません。体力の限界。
一回しか経験ないですが、もう十分勉強になりました。
あとは、2週間後の給料日で金額を見てから判断します。


不満だらけです。きついです。
18歳から25歳の男子限定のバイトに、24歳の男が挑戦するわけですから。
だいたい私は、文化系。体育会系の要素はまるでない。
今、NHK教育の将棋講座を見ながら(こんな深夜に!?)更新してるくらいですから。
非力です。腕の筋肉はおそらく、文化的で最低限度の生活程度しかついていません。


はじめてのバイト。誰でもできる作業って言うから、俺は来たのだよ。しかし、現場のおじさんには関係ない。専門用語とか言われてもしらねえ。この道具が、何に使うのか。照明なのか、ステージの土台なのか。なんの説明もない。わからないけど、怒られる。
バイトですからこきつかわれます。年下の社員さんにも指図されるわけですよ。
どう考えても効率悪い。俺でもわかる。立場を逆にした方がスムーズに進むような気がするんですよ。適材適所ってやつ。
まず、すべてのアルバイトに完成図を見せるべき。目標がないと、いつまで働かなければいけないのか、士気があがらない。せめて、段取りだけでいいから。やみくもにあれやれ、これやれ、じゃ結局何をやっていいかわからず、非効率的だ。


フォークリフトを何台も導入しているのであれば、むしろそれ使えよ。なぜ、それを使わずに、人間の力を利用するのか。意味分からん。バイト君のトレーニングのため?時間も効率も悪いさ。そのくらい、バイトの俺でもわかるさ。


仕込みに2日かけてステージを作り、本番は3時間半。終わり次第、すぐに撤去。なんともはかない。仕方ないがそんなもの。たかだか数時間のために、2日を犠牲にしてまでやるところに、残念ながら、私には何の意義も感じない。
もし仮に、私がこの後アーティストになってライブをやるとしても、簡素なステージにしようと思う。いす並べるだけでいい。ドームツアーなんてもってのほか。ステージのないところにステージを作るな!何日間でもやってやるから、こじんまりとしたところでやりたい。


バイトの雑誌には、勤務時間が9:00〜21:00とあった。法律には疎いが、労働基準法は大丈夫か?休憩はあるから、その辺りはよしとしよう。
多少の残業あり。これもまだ許す。
だけど、残業が5時間半ってどういうこと?オールスター感謝祭1本分。
だったら、9:00〜3:30でもいいから時間を書いてほしい。
だいたい、本番の日の説明プリントからおかしいもの。
開場16:30、開演17:30、終了予定21:00。
会場警備したら帰れる思うやん。
そこから撤去作業ですよ。
2日かけて作ったものを、その日のうちに(3時間以内に!)片付けられると思ってんのか!
反比例の問題で、よくあるパターンですよ。50人で2日かかる仕事を、100人でやったら1日でできる。そんなわけねえだろう。


「時給640円〜」という記載もおかしい。いくらまでなのか?
俺はがんばったから、分給10億円でもいいわけですよ。気分的には。
秒商1000万の男ですよ。


給料に期待します。どうせ安いんだろうが。いい勉強になった。将来、こういうことをしたらいけないんだろうなとか。
俺が現場責任者になったら、たとえアルバイトでも丁寧語。こきつかわない。丁重に扱う。一緒になって働く。えらぶらない。


久々に男社会に行った。150人の男といっしょにいるのも、なかなかつまらない。
自分の友達にはいないような男どもも「見学」できた。
たばこ吸ってるヤツがこんなに多いとは知らなかった。しかも、かっこいい吸い方じゃない。吸っていい年齢なんだけど、不良ぶって吸ってるヤツが多い。
別に弾圧するほどではないが、たばこってかっこ悪いなってはじめて思った。
うちの親父もずっと吸ってる割には、そんなにひどくないんだけどなあ。
まだまだおこちゃまなんだな。


それから、留学生の男子もまじっていた。
小学生のころから留学生には何人も触れあっているので、私は非常に好意的だ。
わざわざこんな小さな島国に来ていただいて、何の楽しみもない国だけど、楽しんでいってください。なんなら、あなたの国のことも教えてくださいよ的に、かなり国際的貢献をしたと自負している。
留学生は大好き。特に、自分の国で日本語を勉強して来て、日本語ペラペラな外国人大好き。自分は英語がわからないから、非常に助かる。
日本にやってくる留学生は、自分と同じにおいがする。例えば、ボキャブラ風に、シブい←→インパクトで言うと、留学生はほとんど「渋い」に属すはず。「シブ知」のはず。自分もそうだ。
30人ほどのクラスであれば、男子女子合わせて8人くらいのグループが形成され、先頭に立つ。バカパク8・8くらい。我々シブ知とは対照にあるため、敵対こそしないが、お互い理解を示そうとしない。
どこのクラスでもこんな縮図があり、言ってみれば、どのコミュニティでもこの縮図はある。人はそれぞれバカパク、シブ知を背負って死んでいく。
はじめてバカパクの留学生にあった。
正直に言います。むかつく。なんかむかつく。よくわからないけどなんかむかつく。
というのも、日本にやってきてはじめて会った友達がバカパク8・8だったのだ。感化されてしまった。毒されてしまったのだ。
惜しいことをした。俺たちのところに来たら、正しい留学生だったのに。
外国人のみなさん。メジャーじゃなくマイナーで。バカパクじゃなくシブ知ゾーンに来てね。