オーバーグラウンド vs アンダーグラウンド

わが日本ハムファイターズダルビッシュが来るそうだ。
ニックネームは「スモーキー」でお願いします。
俺は絶対忘れんぞ。
一場投手は「Aiyo!」とかでいいんじゃない。「小金持ち」とか。


床屋に行ってきた。
俺のなかで唯一「常連」と言える店。考えてみれば、幼稚園のころから行ってるから、20年近く通っている。
特にこうしてくださいと言わなくても、暗黙の了解でちゃんと切ってくれる。
俺の髪の毛を切った人間は、近親者を除けば、その床屋さんしかいない。
浮気してないのだ。
奥さんといっしょにやっていて、決して立地条件がいい所にはないのだが、このご時世でもやっているのだから、評判はいいのだろう。
どの時間に行っても、だいたい先客がいる。
美容院とか行ったことがないので(男の癖に美容室で髪を切るとは何事!)比較はできないが、特にこれと言ったサービスはないが、雰囲気はいい。
腕も相当いい。
気持ちいいのである。ちょっと疲れがあると、うっかり眠りそうになる。
爪を切っても気持ち良くないのに、どうして髪の毛を切られると気持ちいいのか。
子どものころからの名残りで今でもお菓子をくれる。
俺は風俗に行ったことないが、高いお金を出すより、この床屋に行くなあ。
勃起はしないけど、気持ちのいい場所だ。


文学作品で感動することはまずない。
が、たまにラジオの深夜放送のはがき職人のネタに感動することがある。
ネタの出来にである。
そうそう。なんでこんなことに気づかなかったのだろう。悔しい思いさえすることがある。
先日の伊集院光深夜の馬鹿力の一コーナー。
「紳助に殴られた女が、仁鶴に相談中」
このネタがどんなに素晴らしいか説明するのは野暮なので説明しないが、なぜこのことに気付かなかったか。目からウロコが落ちる。
それから、伊集院さんが言っていた「ツッコミ待ち」の話はすっごくわかる。
軽々しく波田陽区がネタにしそうだもの。
ギター侍より全然斬れてるね、伊集院光氏。
gooラボhttp://labs.nttrd.com/)も行ってみたけど、私の質問が悪いらしく的外れの答えばっか。



トリビアの泉
最後のトリビアで、穴に入った男と女が決闘している再現シーンは欲しかったなあ。
いろいろ問題があるのかもしれないけど、それだったら戦う女はアジャ・コング辺りにしたらいい。
気になったのは、高橋克実さんの2ちゃんねる用語の発言である。
あまり、公の場でそういう言葉は言うべきではないと思う。


電車男とか流行っているが、こういう状況は良くないと思う。
横から見てる分には、2ちゃんねるは面白い。一種の文化と言っていいだろう。存在自体は認めている。ただし、真面目にとらえてはいけない。損をする。
独特の言葉遣いも面白いと思う。意味ではなく、どうしてこういう言葉が誕生したのか経緯を調査すると、いい言語学の調査対象になると思う。
現にすでにレポートや論文があるかもしれない。
読み物としては、2ちゃんねるはアリだと思う。


しかし、品のいいものでは決してない。言葉は悪いが、要は落書きなのである。
そんなものを公の場に出すのは問題だと思います。
あれは、あくまでアンダーグラウンドのものだ。オーバーグラウンドに出すべきではない。


及川奈央の表の出っぷりもおかしい。AV女優は立派な職業だと思うが、世間に堂々と出てはいけない。
テレビには出ないけど、誰もが知っている女優、でいいのである。


最近、アンダーとオーバーの境目がはっきりしないところがあって、正直、気持ち悪く思う。
どっちが良い悪いではない。しかし、立場をはっきりしてもらいたい。


私はHIPHOPをよく聴くが、みんなに聴いてもらいたいという気持ちが半分、知る人ぞ知る音楽であってほしい気持ちが半分でいる。
もともとアンダー志向のものをオーバーに持ってくるとやはり形が変わってしまう。オーバーでは、誰からも愛されるものでないといけないからだ。
どのアーティストとは言わないけど、それはHIPHOPじゃねえだろって腹が立つこともある。
売れるのはかまわないけど、それをHIPHOPとか言うな、みたいなね。


どっちにも顔を出すのはかまわないが、使い分けしてほしい。