屋根に上がる/優様

屋根の雪が半分ほど落ちてしまい、2階の窓が開かなくなってしまったので、屋根の雪下ろしをした。
よくじいさんが落ちて、最悪亡くなってしまうアレです。
うちは斜めの屋根ではないので、よほどのことがない限り、滑り落ちることはありません。
ただ、片手にスコップを持ちながら、外づけのはしごを登るわけですから、ちょっとした「クリフハンガー [DVD]」です。
どうせ、こんな人生、死んだって悔いはない。
いや、死にませんけど。
2階建ての家なのに、屋根に上がってみると、なかなかいい景色だ。所詮は、ビルに囲まれた場所だが。
2階の窓と大して高さは変わらないはずだが、見えないものまで見えてくる。
しかも、遠くにあると思っていた建物が、すぐそこにあるように見える。
歩いていったら近そうに見えるが、実際は遠い。
少しだけ気分転換になった。

窃盗行為をクイズの題材、日テレ暴走
 日本テレビの15日深夜放送のバラエティー番組「カミングダウト」で、女性タレント(18)の窃盗行為がクイズの題材になっていたことが分かり、同局は17日、不適切だったとして謝罪し、放送経緯について調査を始めた。
 ゲストで出演した女性タレントがクイズの中で「本当」の話として「だいぶ前に半年にわたり、店の倉庫から段ボールごと商品を盗み続けていた」と告白、「万引は犯罪です。絶対にやめましょう」との字幕が流れた。放送終了後、番組内容に対する苦情や意見が電話で相次いだという。同局は公序良俗や法律に反する番組制作を禁じた番組基準を定めており「反省している。犯罪行為を肯定したり、面白いものとして取り扱わないよう注意すべきことは当然」とし、「番組づくりの基本的なチェックが行われていなかった」とした。
 女性タレントの所属事務所は「小学生のころに万引をした事実を拡大解釈して話した」と説明している。
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-050217-0020.html

まあ、実際テレビ見てたので、あびる優様とわかるわけですが。
この問題は、めちゃくちゃ複雑だと思う。
よく武勇伝として、比較的罪が軽い犯罪行為を、だいぶ時間が経ってから、さも時効が成立したかのように、お話する芸能人やテレビ番組は結構あると思う。
被害者には申し訳ないが、結構面白いこともある。
ただ、この優様の件はどうだったのだろうか。俺は結構、ギリだと思うな。
笑おうと思えば笑えるし、笑えないと思ったら笑えない。
あと、誰が言うかも、キーポイントになると思う。
例えば、力也さんが「若い頃、よくけんかしてたなー」とか言うと、ダメなことだけど、なんかイイ。
今はやんちゃやってないし、若い衆にはむしろ注意する立場だし。
じゃあ、キムタクは。どこまでOK?どのラインまで?
ただ、キムタクになるとジャニーズ事務所という問題もあるから、なかなか難しい。
今回の優様のこの話はリアルなんだよなあ。優様っぽすぎる。
でも、良くないけど、アリだと思う。
長谷川京子が「小学生の頃、万引きして、店をつぶしたことあるんですよー」とか言っちゃったりすると、とても似合わない。
事実だとすると、ものすごいショック。ああ、そうなのかぁ〜。
誰がしゃべると納得できるんだろうなあ。店潰すクラスの万引き。
案外、みうらじゅんさんとか、そっち方面でしょうか。万引きってそれほど高級な犯罪じゃないないからなあ。
番組としては、最低限、フォローの字幕は流すべきで、そこは良かった。
問題といえば問題だけど、そこまでの問題でない気も。
最近、テレビ局の話題が過敏になっているので、こういうように扱われるのだろう。
あと、「事実を拡大解釈」って、それだったら「ダウト」なんじゃねえの。