非科学的うどん

めちゃイケのサイコロがいかさまなのは置いといて。


本場讃岐でうどんを食べるのが一番おいしい食べ方だと思うが、なかなかそうはいかない。
しかし、最近は冷凍うどんなるものができて、これがなかなかうまい。
冷凍食品はあまりおいしくないイメージがあるが、冷凍うどんは違う。生で売られているものより、むしろこっちの方がうまい。


今日の夜は、家族で鍋物を食べました。
締めはうどん(理想はさらに雑炊)となるが、このうどんの食べ方で腹が立ったのだ。
うちの家族の女どもの食べ方がおかしいのだ。
鍋の中に冷凍うどんを入れるのが、ヤツらは沸騰するまで待てと言うのだ。
はあ〜?
生のうどんならわかる。しかし、これは冷凍うどん。
せっかくおいしいうどんなのに、のびてしまうではないか。
俺はコシのあるうどんが好きだから、なおのこと冷凍派なのだ。
おいしいうどんを食べたいのに、目の前でうどんが死んでいくのである。
ヤツらに冷凍うどんとはこういうものだと、ちゃんとした作り方をおしえてやった。
冷凍うどんは、いわばもうできているのである。ほぐれれば、それでいいのである。
しかし、母親は「冷たいつゆでうどんを食べたくない」と言い出した。
はあ〜?
てめえは、沸騰したスープを飲むのかと。冷凍うどんを入れたぐらいで、どれだけ鍋の温度が下がると思っているのか。
しかし、結局、多数決でうどんは死ぬこととなった。
子どものころは、親の言うことは絶対正しいと思っていたが、この年になると親の言うことがいかに非科学的で、非論理的であることがわかってくる。
親とはそんなものなのだ。大した背中ではない。


加藤ミリヤさんの新曲を「流派-R」でちょっとだけ流れていた。
ディア ロンリーガール」。
これは、ECDのロンリーガールが元となっている(さらに元ネタはあるが)。
今となっては、かなり前の曲だが名曲である。
この前のBUDDHA BRANDといい、なかなか渋くてイイところをひっぱってくれる。
歌の上手さは、音痴の俺にはわからないが、このセンスはうれしいですなあ。
現在形のロンリーガールも、今風にアレンジされていて、変な古さは感じられない。
シングルに収録されているかわかりませんが、フィーチャリングでECDとかK DUB SHINEとかされないのでしょうか。改めて録音しなくてもいいので。
しかしながら、前作は、女の子に対するメッセージ性の高い作品だったけど、対して、その若い加藤ミリヤがどう歌っているのか楽しみです。
アルバムも期待してますが、こういう日本のHIP HOPクラシックをひっぱってきて、さらに、共演なんかしてくれちゃったりすると、うれしいです。
童子-TDEV LARGEECD。次はどっちに行くのでしょうか。
それにしても、タイトルは「ミリヤのロンリーガール」じゃないんだな。

<九代目林家正蔵こぶ平さんの襲名披露イベントに14万人
 九代目林家正蔵を襲名する落語家の林家こぶ平さん(42)が、襲名披露興行の成功祈願と地元・東京都台東区の人々に感謝、報告するお練(ね)りとパレードのイベント「こぶ平下町感謝の日」が13日、東京・上野から浅草までのコースで行われた。落語界ではかつてない大規模の襲名イベントに、沿道や寛永寺(上野)、浅草寺のお練りに計14万5000人(主催者発表)がつめかけた。
 こぶ平さんや林家木久蔵さん、春風亭小朝さん、笑福亭鶴瓶さん、立川志の輔さんら人気落語家が、林家の家紋入り提灯とこぶ平さんの似顔絵で飾られた4トントラックに乗り込み、マイクロバスなど車7台、約56メートルのパレードは上野・鈴本演芸場をスタート。JR上野駅前では「九代目」「おめでとう」などの声がかかる中、こぶ平さんが「まだまだ至らぬところ、未熟なところもありますが、芸道に精進して、皆様に一つでもいい高座を聴いていただけるまで、努力してまいります」とあいさつした。この後、寛永寺で開山以来初めてというお練りの後、パレードは雷門に向かい、浅草寺仲見世でのお練りは身動きできないほどの混雑となった。
 襲名披露興行は今月21日から鈴本演芸場でスタート。都内4席の他、全国60カ所で披露公演が予定されている。【油井雅和】(毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050313-00000020-mai-soci

14万人は言い過ぎだとしても、ものすごい人だかりだった。
こぶ平さんには、大いに期待しています。
昔は、ヒロミさんにいじめられたりとか、ほんとに三平さんの息子なのかと思っていました。
最近、あまりテレビで見ないなあと思っていたら、落語の勉強をしていたのでしょう。
今テレビに映っているこぶ平さんの顔つきが、以前とまるで違うものなあ。
やたら隣りに鶴瓶さんが映っていたのがおもろかったけど。
それだけ、すごい名前なのです。
すぐには、こぶ平のイメージが拭えないかもしれないけど、落語は長く愛されるもの。
いつの日か、名実共に大名人になることを期待しています。
それにしても、多くの人が集まってくれるのは、私弱いんだよなあ。
自分のために、こんなに多くの人が集まってくれることに、感動してしまうのですよ。
先日の、中村勘九郎改め中村勘三郎襲名の時もすごい人でした。
それだけ、多くの人に愛されているのです。うらやましいことですよ。
俺もいつかそういうことがあればいいけど、ないだろうな。