真ッ黒ニナル

お昼に本格的な盛岡冷麺(おみやげ)を自分で作って食べる。
戸田久のではないが、麺、スープ、お酢、ゴマ、ご丁寧にキムチまでついている。
いかにも観光客狙いの冷麺。
しかし、これもまた旨い。


変な話、北海道の人間は、東北のことをもっと田舎だと思っている。
北海道人が国内旅行する時は、まず東京から考える。みちのくなんて、すっとばしている。
何もない、田んぼしかないと思っている。
東北地方でいちばんデカい街は仙台だと思っているが、札幌よりもしょぼいと思っている。
そんなことないと思うが。
中国地方や四国も何もなさそうだが、遠いということもあってまだ魅力的に感じる。
九州には、福岡がある。
東京から大阪、神戸にかけては、都会のイメージ。
東京にもっと近ければいいのに、なぜかだだっぴろい東北が邪魔している。
はっきり言って、東北なんて眼中にない。
他の地域にしてみてみれば、目くそ鼻くその話である。


でも、冷麺を知ってから、東北も面白いと、個人的に思う。
おいしいものがいっぱいある。ずんだもちもハマった。
秋田のきりたんぽ鍋もうまい。
北海道は、近年までアイヌ文化が栄えていて、他とちょっと違う。
よって、歴史の教科書に乗っているような、有名な神社やお寺がない。
だから、毛越寺、無量光院、中尊寺金色堂なんて言われるだけで、興奮しちゃうのである。個人的に。
行ってないけど、山寺(立石寺)も行ってみたい。
東北は面白いのである。


昨日はECD。今日はTinaにハマりました。
Tinaさんと言えば、有名なのは「Magic」でしょうか。
他にも、結構曲を出していたり、客演をやったり、「MONTIEN」とか。
今日ハマったのは、アルバム「Tina」に入っている「真ッ黒ニナル訳 struttin’ with MURO」。
「真ッ黒ニナル」シリーズの最新作でしょうか。
加藤ミリヤさんのサンプリングシリーズ(勝手に名付けた)も話題ですが、これもサンプリングもの。
おそらくMICROPHONE PAGER時代のMUROさんの「真ッ黒ニナル迄」のトラックです。多少のアレンジはありますが。
この「struttin'」が何なのだろう、結局MUROさんはラップしないのかとしばらく聴いていると、ちゃんとMUROさんがやってきます。
たぶんプロデュースも担当しているのでしょうが、このstruttin'というのは、「いっしょに歩く」という意味で、featuringとはちょっと違うのかもしれません。
「black black」というコーラスもたまりませんな。
加藤さん、次回はMUROさんの曲をサンプリングってことないでしょうかねえ?
TWIGYつながりで、PAGERの名曲もたくさんありますし。