まだらのひも事件

この年齢で母親と自転車で買い物をするはどうかと思うけど、まずは聞いてください。
特に、25歳前後の男子諸君!!
後輪に金属製の台がついている自転車ありますよね。俗にいうママチャリとか。
その後ろの台の四隅の針金ははなぜか地面方向に曲がっているのです。


昨日、小さな棚を買いに出かけ、自転車で持って帰ることになりました。前のカゴに入らないことがわかり、母親が「ヒモを買ってくる」とお店に戻っていきました。
私はふつうのスズランテープかと思ったら、特殊なヒモ(298円)を買ってきました。
色はまだらで、前後に引っ掛けるような針金がついています。これで、段ボールの棚を縛れと言うのです。
「?」
普通に縛ろうとしたら、「お前はこの紐を知らないのか」と言うのです。
そういや、と。
おばちゃんが乗りそうな自転車の後ろに、このまだらはあったような気はしたな。
と、母親が手際よく、紐を金具にひっかけ、器用に縛ってゆくのです。


そうなのです。自転車置き場にある他の「後輪の上に台がある」型の自転車は、この紐だけのためのようなひっかける部分があるのです。
金具が先か。まだらが先か。


それより驚いたのは、母親の「この紐、知らないの?」と驚きようです。
私はこのまだらは最近の100円ショップブームでできたものか、「通販生活」にあるようなアイテムかと思っていたのですが、母親が言うほど相当昔からあるのだそうです。


ちなみに、このまだらの紐のことを「サミアンタイト」という商品名がついています。
これって常識のものなの?
クイズ!ヘキサゴン」の東京大学の学生が何パーセント答えられるか気になります。