誰の為に花は咲くのか/チェス初手

札幌には市電が走っているのですが、道路のコンクリートと線路のわずかなすき間に、小さなタンポポが一輪咲いていました。
「こういうのを写真コンクールに出品すると入賞するんだろうなあ」と真っ先に思う自分はサイテー。


今日は人生ではじめてのことを二つ体験しました。
一つは、ロトセ、じゃなかった、ロト6
無理矢理考えて、自分とその周辺にまつわる数字6つを入れておきました。
明日の今ごろは、僕はきっと億万長者になっていると思います。
というか、どうしたらいくらもらえるのかさえ知らない私です。
だから、キャリーオーバーで億万になっていると思います。


もう一つは「チェス」です。相手は機械ですが、やってみました。
結果だけ言うと、勝ちました。でも、難しいです。


私は将棋歴は長く、小学校の時は将棋クラブの部長をつとめ、その小学校では無敵でした。
だから、そのまま続けていたら、将棋のプロ棋士になっていた可能性は否定できません。
しかし、まあ上には上がいるもので、何かの大会でボロ負けして棋士になるのは諦めました。
でも、今でも新聞の将棋欄に目を通したり、たまに将棋のNHK杯トーナメントを見たりします(聞き手役の千葉涼子さんが、解説者や、たまに対局者よりいい手を言うのがツボ)。
ケータイにもダウンロードしてるくらいですから、つかずはなれずといった関係なんです、将棋とは。
強くないですが。


チェスと将棋は似てると言いますが、似てるからこそ違うところが目立ちます。
一番の違いは、将棋は取った駒も使えるという点。これが、チェスにないのが痛い。
要するに、将棋は攻めるということは駒の「交換」ですから、戦力(攻撃力)が減ることはあまりない。
だから、ガンガン攻めていける。
しかし、チェスはそうもいかない。交換してしまうと、自分の駒は消えてしまうのですから。
チェスのプロの対局を見たことがないのでわかりませんが、おそらく、チェスは駒の消し合いなんだと思います。将棋のように満足した戦力で、王様には向かえないのではないでしょうか。
人生でチェスの一局目ですが、そんなことを感じました。
ルールも将棋にないものもあるので、正直難しいです。