二十肩

最近、パソコンに向かうことが多くなった。部屋自体が暗いというのもあるが、25歳になってとうとう身体にピークが来たようだ。
まず、目が痛くなった。そんなに疲れることはしてないので特に眠くないのに、目を開けているのが辛く、なんとなく横になって寝たいと思う。
こんな状況が続くのかと思っていたら、目の痛みはなくなった。今度は目の周囲の筋肉、こめかみのツボや頬の肉が痛くなった。
そして、歯も痛くなってきた。虫歯ではない。どうやら、パソコンの画面を見ている時は、無意識のうちに強く噛んでいるらしいのだ。
結局、目を使う行為自体したくないので、パソコンはもちろん、テレビやビデオを見るのもちょっと辛い。どころか、普段生きていること自体が当然目を使うので、何をするにしてもおっくうだ。


そして、末期的な症状が出た。顔面の痛みが軽減されると、今度は肩こりになった。生まれてはじめての肩こりにとうとうかかってしまった。
世のサラリーマンや主婦の方、肩こりはつらいね。今までなったことがなかったので、「大したことない」と大言してきたのだが、いざ自分に降りかかると、これが辛い。
常に肩が痛いのである。しかも、ものすごい痛さではなく、中途半端に、しかし、痛いことは痛いので、致し方ないのである。これが死ぬような痛さであれば、現代医学では切除とか手術とかやってくれるのであろうが、その程度の痛さなので「せいぜいマッサージでもしてやがれ」ということになる。


寝ると痛みは感じないが、寝る直前まで痛い。うちには、マッサージをしてくれるような人間や機械はもちろんいないので、自分で解決するしかない。マッサージも肩を叩く程度ではダメなので、ひとりチキンウィングアームロックをやっている。簡単に言うと、ひとりで警官に後ろ手を極められている状態だが、あきらかに昔より肩の筋肉は固くなっている。
それでも痛い時はバンテリンを塗っている。結構気持ちいい。


不思議なことに、右側より左肩の方が猛烈に痛い。人間はシンメトリーでないということかというと、そうでもないらしい。私はパソコンを始める時に基礎からやっていなかったので、キーボードの打ち方にクセがある。どうも無意識に、右肩上がりでキーボードを打つため、下がっている左肩に負担が行くらしいのだ。それが永年続いてきたので、とうとう左肩が火を噴いたらしい。


これから何十年と生きるのに、爆弾を抱えたまま生きていくことを考えると、ちょっと暗くなる。


スピードワゴンは、ますます笑えなくなったな。安達祐実はどーでもいいけど、この結婚の先はなんかミエミエだな。