人は何を見て、街を歩くのか(意外に何も見てないんじゃ…)

仙台のニュース(ジャニーズのNEWSじゃないよ。確かに、仙台とNEWSは因縁深いけど)で全国的に話題になっているのは、マンションから女の子が落ちたやつ。
家からも、まあまあの距離なので、ちょっと怖い。最近、小学生が事件に絡むニュースが多いから、疑心暗鬼になりやすいけど、事件なのか事故なのか警察には詳しく捜査してもらいたい。


こういう事件で思うのだけれども、もし、俺が事件があったマンション付近を事件があった時に通りがかったならば、ちゃんと不審者らしき人を見て、記憶していたかということだ。
見るからに怪しい人やおかしい人は記憶に残るけど、別にどうってことない人は覚えてないと思う。警察に聞かれて、あの時間にこういう人を見た見ないは言えるかもしれないけど、「そういえばあいつかも!?」と積極的に思い、それを警察に伝えるということはなかなか難しいのではないだろうか。
こう考えるのは俺だけではないのであろうか。確かに、国道沿いのマンション、しかも、交通量の多い時間に起きたことだけど、みんな見てるけど、記憶には残らないということがあり得るのではなかろうか。


今日も仙台の中心部に用事があって、人が多い時間帯を歩いてきたけれども、この人に会ったという確証を持てる人は一人もいない。警察に「この人に会いましたか?」と指定された人を連れてこられても自信がない。友人とかよく知っている人間はわかるけど、いきなり街に出てはじめて会った人までは覚えていないものだ。


今のところ、事件か事故かまだわからないみたいだが、あの女の子はいったい誰の記憶に留まっているのだろうか。