ニートが働きたくなくなるDVD

カミさんが、勤めている会社のDVDを持ってきたので家でいっしょに見た。
会社名はもちろん伏せますが、そのDVDは東京ドームで行われた社会人野球の試合の応援団だけが映っている、タモリ倶楽部的DVDなんだが、これがヤバい。
社会人野球ってどうかしてると思う。


野球をやっている選手たちは大真面目にやっている。そこで活躍すれば、夢のプロ野球に引き抜かれるということもある。
が、会社にとっては、単に会社の勢いをアピールする場となっている。それは、応援を見ていると伝わってくる。選手を応援しているというより、会社のイメージをアピールしているとしか思えない。


黙って応援してればいいものの、わざわざアンプやらマイクまで持ってきて、騒いでいる。プロ野球私設応援団とはどこか姿勢が違う。
チアガールまでいるのだが、チアガールだけは外部に発注しているようで、男子応援団は社員なのである。しかも、仕事終わりに残って練習までするという。応援スタイルが結構あって、練習が必要なのである。


東京ドームまで勝ち進んでくるから、大企業のチームとわかってしまうが、このDVDを見てて気持ち悪くなってしまった。私には合わない。大企業に勤めるのは、どうもダメなようだ。会社は生活のために行って働きにいくのであって、愛社心などない。仕事は好きかもしれないが、会社を愛しているのではない。
みんな一生懸命応援しているのだが、どうもイヤイヤやらされている空気をどうしても感じてしまう。


たぶん、ニートがあのDVDを見たら、ますます働きたくなくなると思う。


ニートのやる気がなくなると言えば、日銀総裁のニュースもそうだ。
別にいいじゃないか、そんなこと。調べてみないとわからないものの、罪を犯してないのなら、道義的に間違っていてもいいじゃないか。
個人的にやっていることまで口出しされたくないだろう。
世の中、金儲けしているヤツは叩かれるという風潮はニートにとって良くない。働いて金儲けしたって結局叩かれるってのなら、誰も働かなくなると思うよ。