世界の美 俺の美

ミス・ユニバースの準ミスに日本人が選ばれたと聞き、どれだけのブスが準ミスになったのか見てみた。
もうこの段階で、こういうコンテストに選ばれる人は俺の腐った目から見るとブスに見えるという裏前提があるのだけれど、見てみたら、「うーん」。
まあ、確かにキレイな人だけどねえ。外見から言えば、他にもいそうな気もするなあ。しかも、街に出かけたら、すぐいそうだなあ。まあ、ブサイクではないわな。ないけど、うーん。うーん。
やっぱり「うーん」としか言いようがない。


まあ、世界一の美人を決めるわけだから、外見だけじゃなく中身も大事なんだよね。この人は四ヶ国語をマスターしているというタモさん以来の人物。才女なのだ。
もう同じ人間として、自分が情けなくなるね。いいなあ。天が二物も三物も与えてくれて。ほんと、こういう人がいると、死にたくなるね、気持ち的には。死なないけど。


たださあ、やっぱりよく考えてみると、俺はあんまり女性に「美しさ」を求めていないんだなと思うね。美しい女性ってどういう人なのか、正直よくわからない。感じ取れない。
キレイな人だなあってのはもちろんあるけど、イコール美しさ、という感覚じゃないんだよなあ。
惜しいんだよね。キレイと美しいという差がね。
たまに街中で、ひくほどキレイな女性にすれちがったりして、「うわ、すげえ」と一瞬とりこになったりして「美人だなあ」と思うんだけど、じゃあ「その人、美しいか?」と言われたら、”美しい”ではないだよなあ。”美”人ではあるんだけど、”美しい”ではないんだよなあ。
たぶん、女性を見る時のものさしとして俺の中にあるのは、「キレイか」「かわいいか」「性的魅力があるか(ものすごくオブラートに包んで言いましたよ)」の三つだな。やっぱり、女性の美はわからんな。
そもそも、人間に美しさを感じないしね。美しい人ってどういう人よ?


昨日、すごい達人に会って、お話を聞いた。はじめてお会いしたのは二週間前で、けっこうな年配でベテランの方だけど、最初からすごいエネルギーを感じた。
昨日の話も、考えてみれば当たり前のことなんだけど、目から鱗が落ちるようなことばかりでとても勉強になりました。ものすごく真理を突いていて、途中で涙さえ出そうになった。
この人の仕事、仕事に対する思いは、これこそプロの仕事だなと思った。
確かに、この人の仕事は美しいと思うが、それは仕事に対する美しさであって、やはり人間そのものではない。
帰る際「明日から俺、入院するんだ」と笑っておっしゃっていて、俺含め周囲は驚いていたけど、たぶん、また元気にカムバックしてくると信じていますよ。そう重い病気じゃないそうですし。


↓でも、この中から選べって言われてもなあ。
http://bishouzyo.yahoo.co.jp/data/index.html
美少女って「bishouzyo」で合ってる?
かたや未成年と性交して怒られて、かたやもっと若い女の子の中からかわいい子を選ぶってのが、どこか矛盾しているって言うか、いや、おかしくないし、そういう見方している俺がおかしいんだけど、どこか腑に落ちないんだよなあ。
小中学生に「美」を求めるのおかしくねえか?