今年は風神・雷神やってます@田舎館村

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田舎館村の村おこしイベントである「田んぼアート」を見てきました。
どのようなものなのか全く知らずに見たのですが、結構すごいです。大きさ(広さ)からすると、ものすごいものではないのですが、4種類の稲を一本一本、丁寧に植えていったことを考えると、気が遠くなります。だんだん凄さがわかってきます。


でも、過去の歴史を想像(妄想)すると、軽い「プロジェクトX」入ってそうなんだよなあ。
田舎館村のホームページ(http://www.vill.inakadate.aomori.jp/)で調べる限り、いちばん古いのは平成14年度の写真なんだけど、
http://www.vill.inakadate.aomori.jp/1000power/photo/photo_top[aerialphoto].jpg
高校の学校祭レベルの、いわゆる無難なデザイン画みたいで、これはこれでうまくできている。
で、味を占めたんだろうね。来年もやろう。来年はもっとすごいのやろう。そうだ!「モナリザの微笑」をやろうじゃないか!って頑張ったんだろうね。
http://www.vill.inakadate.aomori.jp/ricecroptour/photo/h15/air_photo.jpg
こ、これは、酷い。まだ無難な前年度の方がよっぽどいい。これが「ダヴィンチ・コード」の今年でなくて、ほんと良かった。ものすごい非難あびそうだもの。高校の学校祭ものだもんな、これ。しかも、地方の荒れてる感じで、誰も積極的に参加してない学校ね。
想像するに、2回目にして、結構厳しい状況置かれたと思うよ。続けるか、やめるか。こんだけ人の力を借り、お金も時間もかけて、この程度。やっぱり、都会もんには負ける。所詮、田舎のできることはこんなもんさ。
でも、待てよ。どうせ荒い絵しかできないんだったら、最初から荒い絵をやればいいんだよ!
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おおっ!俺たち、やればできるじゃん。っぽい、っぽいじゃん。棟方志功に見える、見える!
で、この時、期待の大型新人が入る。パソコンを駆使して細かい描写も可能にし、しかも、展望台からきれいに見えるように、絵に角度をつけてみることにした。
http://www.vill.inakadate.aomori.jp/ricecroptour/photo/h18/h17koukuu.jpg
そして、今年…。


この田んぼアートのすごいところは、時期によってちょっとずつ色が変わることである。だから、毎日見に行くことはないが、1ヵ月に一回行っても、毎回違った絵を見ることができるのである。
田舎館村の驚異の進化過程を考えると、あと20回ばかりやれば、相当デカい絵できるね。ゲルニカとかね。あと、他の田園地帯でも、やればいいんだよ。なんなら、企業名とか入れてさ、広告にすればいいんだよね。なんかいろいろ可能性を感じるんだよなあ。


無料だから、ぜひ見てあげてください。ただし、あまりに誇大に期待すると裏切られるかも…的な規模なので、軽い気持ちで見てくださいね。ちょっと感動するんだよなあ。