俺の父親、アイツがオレで、オレがアイツで

娘の足に落書き「ざんねん」虐待で起訴の父
　群馬県渋川市で先月、生後二十六日の二女を虐待し意識不明の重体にさせたとして父親が傷害容疑で逮捕された事件で、父親が二女の左足に油性マーカーで「波田陽区ざんねん」と落書きしていたことが七日、前橋地検などの調べで分かった。
　同地検は同日、父親の入れ墨彫り師、井上悦長容疑者（３７）を暴行罪で前橋地裁に起訴。二女は現在も意識不明の重体だが、井上被告は暴行を否認しており、傷害罪での立件は見送られた。県警などによると、虐待の動機は「遊び感覚」（捜査幹部）だったらしい。
　起訴状によると、井上被告は、七月二十二日に生まれたばかりの二女に対し、同月二十六日から逮捕前日の八月十六日までの間、油性マーカーで落書きしたほか、顔を手で殴ったり、体を空中に数回ほうり投げて風呂場の浴槽内の水に落としたりしていた。
　井上被告は二十代の妻と長女（１つ）、二女の四人家族。妻や長女への暴行はなかったらしい。
（産経新聞）（http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050908-00000021-san-soci）

久々だねえ。爆笑ニュース。赤ちゃんがはやく意識を回復しますように、心の底から祈りつつ、しかし笑った。

これは複雑ですなあ、つっこむところ。いっぱいあるぞ。
まず、「今？」だよね。先月の犯行にしたって「今？」だよね。だって、もう普通に洋服着てテレビ出てるよ。俺は、やるからには一生、着ざらし着ろよ、と思うけど。
不幸中の幸いだったのは、入れ墨でなくてよかったこと。たぶん、娘が小学校入る前に、入れ墨は消えてないけど、本人消えてるよなあ。

俺も近いうちに父親になるだろうから複雑な気分だけど、間違いなく言えるのは、殴ったり、風呂に落とすのは絶対良くない。 間違いナイ!。←なんか書いてみた。
だけどなあ、「波田陽区ざんねん」と書きたくなる、それこそ「遊び感覚」で書きたくなる気分になるかもしれない。しれないけど、それは妄想でも水性ペンだし、実際書かないし。ポストイットに書くなあ、やるとしても。「波田陽区ざんねん」か、おでこに「百鬼夜行」って貼るなあ。

これねえ、どの立場に立つかも微妙だな。俺が娘だったらなあ。自分の足に「波田陽区ざんねん」は、イヤだなあ。書くとしても、それはナシだなあ。
でも、俺が長女だったら、「もしかしたら、お父さんすげえかも」って思うかもしれない。自分の娘（妹）の足に、「波田陽区ざんねん」って書くんだぜ。今。一周回って「このオヤジ、天才かもしれない」って思うかもな。
ま、妻だったらぶっ飛ばしてますけど。
俺が後藤達俊だったらバックドロップだし、藤波辰爾だったらワキガでドラゴンスリーパーものだわ、このオヤジ。

とにかく、子どもをいじめるのは良くない。いじめ、かっこ悪いよ。ん？
↓いじめを見たら、この人に言って下さい。

Save The Children

あ、「お前が行け」だそうです。